1.電磁波とは
電磁波とはとても簡単にいうと、空中を伝わエルエネルギー波です。
電磁波は波長域によって区分されています。左が短波長で右に行くほど長波長になっていきます。

この電磁波の区分の中にさらに細分されています。例えば遠赤外線などです。
2.太陽放射
地球には太陽放射が降り注いでいます。太陽は地球から遠くにあるので、届く太陽放射が地球に対して垂直に降り注いでいます。
太陽放射のうち、地球が受け取る太陽放射の量を「日射」と呼びます。さらにその日射のうち、地球と垂直で単位面積当たりに受け取る太陽放射量を「太陽定数」と呼びます。
太陽放射もすべてが地球に入射するのではなく、一部が雲や地面によって反射されます。入射量に対する反射量の比を「アルベド」といいます。
【用語確認】
日射・・・地球が受け取る太陽放射量
太陽定数・・・大気上端で太陽放射に垂直な単位面積あたりに受け取る日射量。(約1.37kW/m²)

3.地球放射
地球は太陽から太陽放射エネルギーを受け取っていますが、それに対抗して地球も地球放射エネルギーを放出しています。
地球の大気や地表からの放射を「地球放射」といいます。地球放射は、主に赤外線の領域から多くのエネルギーを放出していることから「赤外放射」ともいいます。
地球放射と太陽放射は、大気上端ではつり合っています。地表付近ではつりあっていません。これには「温室効果」が深く関係しています。
地球放射のうち、8~13μmの波長帯は大気による吸収が小さく、宇宙へ多くが届きます。この領域のことを「大気の窓」といいます。
4.温室効果
「温室効果」とは、水蒸気や二酸化炭素などの温室効果ガスによって、地球放射が吸収され一部を地表に再放出して地球を加熱する現象のことです。
温室効果ガスの特徴として、太陽放射を透過するが地球放射を吸収して再放射してしまうところにあります。地表面は受け取った太陽放射と同じ量の地球放射を放射しますが、一部が温室効果ガスに吸収されます。そして一部を地表へ、一部を宇宙へ放出します。地表面で考えると、太陽放射と同じ量を放出して収支0になったと思ったら、温室効果ガスからの再放出を余分に受け取ります。この余分に受けとることを温室効果と言います。
温室効果が無ければ、地表面の温度は約-25℃程になってしまいます。

